アオノクマタケラン

アオノクマタケラン
アオノクマタケラン

原生林の中で梅雨時の花の一つ、アオノクマタケランがようやく咲き始めています。平野部ではもう咲き終わりの頃なのですが。

ランとついていますがショウガ科の植物です。

奄美にはゲットウ(月桃)、クマタケラン、アオノクマタケランと似たような3種類があり、島の方言ではすべて”サネン”といいます。

とある植物研究家の方によると、ゲットウとクマタケランは昔、中国あたりから持ち込まれたという説があり、確かに山には生えていません。あるとすれば、昔は畑として利用された、あるいは集落などがあった場所です。

島のお菓子でカシャ餅というよもぎ餅があり、これを包む葉がサネンと言われているので、この3種類のどれかがあやふやになっているようですが、アオノクマタケランの葉を使うようです。カシャ餅に使うにしてはゲットウは葉が厚く、香りが強すぎ、クマタケランは葉が小さすぎます。とはいえ、ゲットウを使う、という方もいらっしゃるようですが。

なお、カシャ餅の”カシャ”はどうやら柏、つまり柏餅からきているようで、これが鹿児島だと柏の葉の代わりにサンキライの葉が使われ、奄美ではサネンが使われるというふうに土地柄によって変化しているようです。

(閲覧注意)シマグワを食べる虫

食べられるシマグワの葉
食べられるシマグワの葉

先日、ビニールのような桑の葉という記事で緑の部分が食べ尽くされたシマグワの葉をご紹介しましたが、一昨日、ちょうど葉を食べられているところを見つけました。

ちょっと気持ちのいいものではありませんので画像を小さめにしています。クリックすると拡大表示されますが、閲覧はご注意下さい。

チョウかガの幼虫でしょうが、何の幼虫でしょうね。一匹なら近づいて見るのですが、こう集団でいるとね・・・・

森の中のカクチョウラン

カクチョウラン(アップ)
カクチョウラン(アップ)

屋久島・種子島以南に分布する大型のランです。

「鹿児島県希少野生動植物に関する条例」で捕獲・採取などが禁止されている種の一つです。
捕獲・採取を行った場合、罰則(最高で1年以下の懲役又は50万円以下の罰金)が科されることになります。

先日はもう少し山の下の方の日当たりのいい場所で咲いていた株をご紹介しましたが、これは金作原原生林近くの森。

金作原原生林の中のつぼみもかなり膨らんできました。

咲いているのはこれだけではなくて3株あるのですが、その一つをアップにしてみました。

カクチョウラン
カクチョウラン

全体はこのような感じです。

しかし、実際には5株あるのですが、2株は残念ながら花茎の途中から切断されて持ち去られてしまってます。

これだけの大型のランを普通に見れるといういこと自体が価値があると思うのですが、残念です。

追記(4/28):残念ながら写真の右の2株は根こそぎ盗掘されてしまいました。

バリバリノキの新芽

バリバリノキ
バリバリノキ

覚えやすい名前の木です。

名前の由来は新芽の下に濃い緑の葉が見えますが、葉の縁が波打っていて、葉がこすれるとバリバリと音がしそうだからだそうです。

新芽は鮮やかな黄緑色。柔らかい葉が下がってますが、やがて硬くなって大きく広がります。

 

 

ちょっと早めのカクチョウラン

カクチョウラン
カクチョウラン

金作原原生林から帰り道、3年前の豪雨災害で崩落した斜面をふと見るとカクチョウランがきれいに咲いていました。

森の中ではまだ蕾で、通常は5月頃に咲く花です。

市内の庭先など、条件のいいところでは早めに咲いていますが、ここは斜面が崩落して日当たりがいいでしょうね。

「鹿児島県希少野生動植物に関する条例」指定植物

捕獲・採取を行った場合、罰則(最高で1年以下の懲役又は50万円以下の罰金)が科されることになります。

快晴に新緑の森

快晴
快晴

ようやく快晴の空です。4月にしては冷え込んで、今朝の最低気温は10度。真冬並です。

しかし、その分、空気が澄んでいて、メインポイントではご覧のように、新緑と、そこから見える青空、ヒカゲヘゴの葉っぱが微妙なグラデーションを見せてくれました。

他にもFacebookページのアルバムに写真を掲載しています。お好みの写真に是非「いいね!」で投票して下さい。

キンギンソウ

キンギンソウ
キンギンソウ

散策入り口近くでキンギンソウが咲き始めていました。

地味な花ですがランの仲間です。

また、そのそばでは、これまた地味な花ですがユウコクランが花茎が伸びて、つぼみがついてきています。

ギンリョウソウは終わりが近づき、ハゼノキの新芽もかなり広がってきました。そろそろアカショウビンの声が響き渡る季節になります。

最近の様子はFacebookページのアルバムに随時掲載しています。ご覧下さい。

 

オオシマウツギ

オオシマウツギ
オオシマウツギ

大川の源流近くの路肩にオオシマウツギの白い花が咲いていました。

「琉球弧 野山の花」によると奄美大島・喜界島・徳之島固有の種です。

近くではアマシバも咲き始めています。

春の花が多くなってきました。鳥達もオーストンオオアカゲラのドラミングやアカヒゲの鳴き声など賑やかになってきています。

リュウキュウアカショウビンの鳴き声が響き渡るのももうじきでしょう。