瑠璃実木(ルリミノキ)

ルリミノキ
ルリミノキ

「奄美大島探検図 Vol.36 2016年新春号」の発行準備のために、すっかり金作原へ行く回数が減ってますが、今朝、久しぶりに行ってきました。

数日前から奄美もいつもの気温になってきていますが、今朝は風もなく、思っていたよりは寒くありませんでした。

道端にはルリミノキが名前の通り、瑠璃色の実をつけています。

メジロホオズキの花

メジロホオズキの花
メジロホオズキの花

以前、ハダカホオズキの花を間違ってメジロホオズキの花とご紹介しましたが、今回がちゃんとメジロホオズキの花です。

ちょっとピントが甘く、構図も悪かったのでトリミングしています。ナス科だからでしょうか、ナスの花によく似ています。花の左上には太陽マークのような実も少し見えています。

森のギャップ

サキシマフヨウ
サキシマフヨウ

原生林の中におおぶりの花というのはほとんどありません。

ところが散策路に白い大きな花が咲いていました。サキシマフヨウです。

サキシマフヨウは本来、日当たりの良い平地や開けた崖などに生えていて、秋になると白い花がたくさん目立ちます。

ところが、ここは写真のように数年前の台風で大きな木が倒れてできたギャップで、日当たりのいいギャップの下に1輪だけ咲いていました。

森のギャップ
森のギャップ

サキシマフヨウだけでなく、この場所にはタラノキ、リュウキュウバライチゴ、リュウキュウイチゴといったサキシマフヨウと同様に日当たりのいい道端に生える植物が小さな群落を作っていて、この前後にはこれらの植物は生えていません。

日当たりが良すぎるので、本来の照葉樹はすぐに生えてこなくて、まずはこれらパイオニア的な植物が群落を作ります。もう少し日当たりがいいとススキや松が生えるんでしょう。

今は夏?秋?春?(シマウリカエデ)

シマウリカエデ
シマウリカエデ

一昨日から季節外れの南風で、今日も最低気温は21度、最高気温は27度あります。

といっても流石に11月、森にはシマウリカエデの黄葉がちらほら。しかし、同じ木に黄葉もあれば夏のような濃い緑の葉もあります。

黄葉するメカニズムはこちらのサイトで解説されていますが、日光が弱くなると光合成の効率が悪くなるので落葉の準備を始め、不要になった緑色の色素が無くなるので黄葉するようですが、これだけ緑の葉と黄葉が混在するということは、それぞれの葉の判断が違うのでしょうか。

シマウリカエデの新芽
シマウリカエデの新芽

また、少し進んで先では、すっかり落葉したシマウリカエデの幼木。

その先には新芽が膨らんでいるどころか、新芽がすっかり開いているものがありました。

夏の緑の葉、そして秋の黄葉、さらには春の新芽。なんとも忙しい森です。

林道沿いのオキナワウラジロガシ

オキナワウラジロガシ
オキナワウラジロガシ

「MIRACLE NATURE@奄美大島の自然」さんが、”今年はドングリが豊作:オキナワウラジロガシのドングリ”という記事で、枝にたわわに実ったオキナワウラジロガシのドングリの写真を掲載しています。是非、リンク先をご覧下さい。

オキナワウラジロガシのドングリは日本で1番大きなドングリですが、木が大きくて見づらいというのもありますが、地面に落ちているのを見たことしかありません。

ツアーでご案内中はじっくり探せないということもあり、金作原への林道に枯れ木が倒れているのを除去するついでに探してみました。

残念ながら金作原への林道沿いのオキナワウラジロガシは実がついていない木が多く、早い時期からの台風で叩き落とされたのか未熟な実がたくさん落ちている木もありました。場所によって偏っているのでしょうか。

そんな中、途中の林道からチラッと見ていたオキナワウラジロガシの近くへ踏み込んでみました。写真の奥に見えているのが林道です。歩いてご案内するコースの1番奥にある板根にはおよびませんが、それでもなかなかの板根でした。

林道の倒木除去へ行きながら、オキナワウラジロガシのドングリを探しへ。林道沿いのオキナワウラジロガシの板根です。

Posted by 金作原原生林 on 2015年11月6日

ツワブキの花にアサギマダラ

ツワブキの花
ツワブキの花

11月に入った途端、冬を代表する草花、ツワブキの黄色い花がマングローブの周辺で見かけるようになりました。

金作原原生林への林道沿いでもつぼみが目立つようになり、今日は満開の株もありました。

ちょうどアサギマダラが蜜を吸っていたのですが、わかりますか?

椎の実

椎の実
椎の実

足元でパキパキと音がします。

スダジイの実、椎の実がたくさん落ちていました。

今年は豊作のようです。リュウキュウイノシシやルリカケス等の野鳥も大喜びでしょう。

アマミアラカシやオキナワウラジロガシの実も落ちてないかなと探しているのですが、なかなか見つかりません。すべてのブナ科の木が豊作とは限らないのでしょうか。それともたまたま見つからないだけ?