
まだ梅雨明け宣言は出ていませんが、既に日差しは夏です。
平地では梅雨時期の花はほとんど終わってしまい、満開だったイジュもほとんど花を落としてしまいましたが、山の奥、金作原原生林ではようやくイジュが咲いて、花が林床へと落ちてきています。
ここのところ、「奄美大島探検図」の7月発行に向けての作業にかかりっきりで、金作原へはちょっと足が遠のいていますが、一昨日の夜にはシロアリの羽アリが飛んだようで、梅雨は明けたのかもしれません。
森の中では梅雨時期の花がピークを過ぎて、白いギョクシンカの花も満開になりつつあります。(と、いいつつ、この写真は4日前のものですが。)
セミの声も先週末あたりから聞けるようになりました。さあ、夏ですよ!
先週も同様のことがあり、その時は軽自動車でしたが、今日は大きなワゴン車が奄美中央林道から金作原原生林を横断する林道へ頭を突っ込んだ形で駐車されていました。
ちょうど写真手前から右方向へ奄美中央林道(奄美市知名瀬方面から大和村・宇検村方向です)から金作原原生林を横断し、奄美市朝戸へ降りていく林道との三叉路です。左手に車両通行禁止の看板と左手奥に施錠されたゲートが見えるかと思います。
大和村・宇検村方面への中央林道は過去の水害で車両の通り抜けができませんので、実質、奄美市名瀬方面(赤崎公園方向から奄美中央林道、あるいは奄美市名瀬里集落、知名瀬集落から奄美中央林道へ)から入ってきた車両は、この場所がUターンする場所として利用しています。
しかし、このような駐車をされるとUターンができません。また、団体などの場合は中型バスが入ってくることもあり、同様にここでUターンしますので、この三叉路近辺に駐車されるとUターンができないことになります。
駐車する場合は、三叉路で車両がUターンする妨げにならないように配慮をお願いします。