
6月26日に梅雨が明けました!が、途端に台風がやってきます。
おかげでこの週末に開催予定だった奄美シーカヤックマラソンは中止。
今、森の林床には満開となったイジュの花がたくさん落ちていますが、今回の台風で完全に終了してしまうのでしょうね。

昨日は台風前の最後の晴れ間だったかもしれません。青々としたハゼノキの葉がきれいでした。
たくさん蕾をつけていましたが、ボチョウジの小さな花が咲き始めました。
奄美の森の花々は白や淡い色、緑と目立ちにくい色が多く、花も小さいものが多いです。
何故でしょうね。
でしゃばらなくても、派手に着飾らなくても、香りをふりまかなくても、十分受粉してもらえる、ということなんでしょうか。
金作原へ向かう農道沿いにはマンゴーやパッションフルーツを栽培しているハウスがあるのですが、そのハウスの途中に最近、無人売店が出来、昨日から3個入りパッションフルーツが300円で販売されています。
昨日のお客さん、皆さん購入したので直ぐに売り切れてしまい、今日も2袋を残すのみとなりました。しばらく販売してくれると嬉しいのですが。
涼しい梅雨です。今朝の森は22度で湿度70%。気持ちのいい風が吹いていました。
散策路ではギョクシンカの白い花が咲き始めました。満開にまると白い玉のような形に花が揃うからでしょう。「琉球の樹木」によると”玉心花”という漢字名が記載されていました。
快適な環境ですが、快適過ぎたのでしょう。これまで20数年通ってきている森で、ヒメハブは何度か見ていますが、初めてハブを目撃しました。
お客さんが”なんかガサッと音がしたと思ったらヘビがいます!”というので道端から森の方をみると、長さ2m前後の丸々としたハブが悠然と道端から谷へと姿を消していきました。
一昨日の大雨の影響もあるのかもしれません。(流されたハブがあせって元の場所へ戻ろうとしていたのかも)油断大敵です。