アマミテンナンショウ

アマミテンナンショウ
アマミテンナンショウ

散策路の脇に咲いていました。

ここ数年はお腹をすかしたリュウキュウイノシシが道端を掘り返して餌を探していたので、姿を消していたのですが、今年は小さな葉っぱを少し見つけてはいました。

花が見れたのは久しぶりの気がします。

サトイモ科で奄美大島・徳之島固有です。

林道復旧工事中につき通行注意

復旧工事中
復旧工事中

3年前の水害で崩落した林道が3月25日までの予定で復旧工事中です。

場所は知名瀬からの林道と奄美中央林道が合流する地点から金作原原生林に向かってすぐの場所です。

これに伴い、知名瀬からの林道は工事関係車両が頻繁に通行すると思われますので、通行には十分注意して下さい。大型車も通行しています。

 

マングース捕獲トラップ

マングーストラップ
マングース捕獲トラップ

散策路には写真の左の木にあるようなピンクのリボンを見かけることがあります。これはマングース駆除のためのトラップを仕掛けているマークであることが多く、トラップは色んなタイプがありますが、金作原では写真のような塩ビパイプをT字型にしたトラップを見ることができます。

マングース(ジャワマングース)はハブ対策として導入され、奄美では1979年頃から目撃されるようになりました。(「聴き歩きフィールドガイド 奄美」より)金作原原生林へ入る林道だけでなく畑などでも多く目撃されていましたが、数年前から奄美野生生物保護センターを拠点として活動しているマングースバスターズ(ブログはこちら)の方々が島内を計画的にトラップを設置して駆除した結果、最近はほとんどマングースを見ることはなくなりました。

おかげでマングースに襲われていたと考えられているアマミノクロウサギが、これまで見ることができないような場所で観察できるようになりました。昨年末には頭数も増えていると報告されています。

しかし、道路上で轢死しているアマミノクロウサギも多く、夜間の山道の走行は十分な注意が必要です。

ほとんどいなくなったマングースですが、それでもまだ残っているので、マングースバスターズの方々が毎日地道に山に入りトラップの設置・チェックを行なっています。

くれぐれもトラップにいたずらなどをしないようにお願いします。

また、この他にも許可を得て調査用の機材などを設置してマーカーをつけている場合があります。勝手な判断でそういった機材の撤去などをせずに、金作原原生林を管理している鹿児島森林管理署名瀬森林管理署(TEL:0997(52)4531 FAX兼用)などに確認して下さい。

 

花のようなタブノキの新芽

タブノキの新芽
タブノキの新芽

3日連続で金作原原生林へガイドに行ってきました。

昨日と同じく冷え込んでいましたが、今日は風があまりなく昨日ほどは寒くありませんでした。

冷気の当たる森の中も春が近づいています。

写真はタブノキの新芽。まるでピンクの花が開いているようです。

木々の新芽は明るい黄緑色だけではなくて、このような赤というかピンク色のものも多く見受けられます。

新芽の蕾
新芽の蕾

新芽が開く直前はまさに蕾のような感じで、先っぽの色が鮮やかです。

金作原原生林のFacebookページには、今日の散策途中で撮影したオオタニワタリの写真も数点アップしました。ご覧下さい。

ヒカゲヘゴの根本

台風で倒れたヒカゲヘゴ
台風で倒れたヒカゲヘゴ

これは昨年の台風で倒れたヒカゲヘゴです。

写真右奥が根本で斜面に生えていたものが倒れましたが、再び、上に伸びようと新芽が出てきています。

ヒカゲヘゴの幹のように見えるものも、実は根の塊なのですが、では地面に接しているところはどうなっているのでしょうか。

倒れているヒカゲヘゴの根本(右の写真では左奥の部分)に近づいてみます。

ヒカゲヘゴの根本
ヒカゲヘゴの根本

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左の赤茶けた部分は赤土と岩で、真ん中に黒いシートのようにみえるものがヒカゲヘゴの根の集まりです。

根がからみ合ってシートのようになっていますが、地表にへばりついているだけです。

土壌によっては多少異なるでしょうが、ほとんどのヒカゲヘゴもこのように根はほとんど地中に入ってはいないようです。

剥がれ落ちた木々、そして再生

再生する株
再生する株

昨年秋に連続した台風は金作原原生林でもあちこちに傷跡を残しました。

写真はメインポイント手前の斜面の上から剥がれ落ちた木の株です。

腐葉土層が薄く、へばりつくように根を張っていましたが剥がれ落ちてしまいました。

しかし、深い森と大量の雨が落ちてきた株を枯らすこと無く水を与え、倒れた幹からはたくさんの苗木が生まれてきています。

右奥から伸びてきているのが元の幹、そして、そこに小さな苗木ができているフカノキです。

緑のブローチ

アマシバの石化(せっか)
アマシバの石化(せっか)

このブローチのような花のような不思議なものはアマシバの葉が奇形してできた石化(せっか)というものです。季節は関係ありません。

通常は茎が伸びて葉が出てくるのですが、茎が伸びずに葉が出てしまうのでこういう形になります。

湯湾岳の山頂近辺にも多いのですが、金作原原生林の散策路に生えているまだアマシバに見ることができます。

石化(せっか)というのは写真のものも既にそうなっていますが、端のほうから白化して堅くなってしまうことらしいです。

ただ、これは地元の植物に詳しい方に教えてもらった記憶で、検索してみたところ石化という現象の名前はありませんでした。もし間違いなどがありましたらご指摘下さい。

シマグワの不思議な葉の形

シマグワ
シマグワ

金作原だけではなくて、町中などでもよくみかけるシマグワです。

名前の通り、クワ科で”シマ”とありますが、「琉球弧 野山の花」によると分布は日本各地です。

沖永良部島の知名町では、このシマグワを粉末にする工場を建設し4月から稼働予定だそうです。(南海日日新聞の2012/1/11記事より。該当記事の場所を探すのが大変なので一部引用します。)

知名町は本年度、シマグワの葉などを粉末化して業務用販売する「えらぶ特産品加工場」の整備を進めている。沖永良部島に自生するシマグワは、本土産に比べ動脈硬化の予防などに有効なポリフェノール含有量が高いとの研究結果が出ており、健康食材として近年脚光を浴びている。同町では「新品目を発掘することで農業振興を図り、地域活性化の起爆剤になれば」と期待を寄せている。加工場は4月稼働を計画。

ある程度大きな木は見慣れた葉の形ですが、ときたま深く切れ込みのような葉の形があり、こちらの写真でも左の葉がそうなっています。

不思議な葉をしたシマグワ
不思議な葉をしたシマグワ

先日から気になっていたのが、散策路の道端にある、こちらのシマグワ。

なんだか複雑な不思議な形です。

どういうのが原因で、こんな形になるんでしょうね。

メインポイント

メインポイントのヒカゲヘゴ
メインポイントのヒカゲヘゴ

昨日は前日までの台風のようなお天気も回復、午後から少し曇り空でしたが穏やかな金作原原生林でした。

写真はメインポイントのヒカゲヘゴです。いつも見慣れているのですが、少しづつ伸びてるはず。

記録のためにもアップしておきます。

ご案内したお客さんは10年前にもご案内したリピーターの方、”あの時はこうだった・・・”と懐かしい話をお聞きすることができました。

さらに10年後、どうなってるでしょうね。

のびのびクワズイモ

のびのびクワズイモ
のびのびクワズイモ

一般車両の通行禁止となってから、散策路の端っこに生えていたクワズイモが、車にぶつけられることもなく、他の植物と争う必要がないので、道側にのびのびと育っています。