昨年、マングースの根絶宣言がされましたが、7年前に1頭捕まったのを最後に確認されていませんでした。
そのため、金作原へ向かう農道や林道にも多くのアマミノクロウサギの糞が見受けられるようになっていました。
アマミノクロウサギは木の皮や葉っぱ、ススキの新芽等を食べます。
これまで、歩いてご案内するコースでは、少しだけ齧られた痕があったのですが、先日、写真のように広範囲で齧られている木がありました。
それも数か所、どれもフカノキでした。好みがあるんでしょうか。
いずれにしてもアマミノクロウサギの生息域は確実に広がって、数も増えているようです。
基本的に夜行性なんですが、昨年は昼間、奄美中央林道で車で走行中にいきなり横切っていくというのが2度ありました。もしかすると、そのうち、昼間のご案内中に姿を見るなんていうことがあるかもしれません。
ただ、農道ではタンカンの木の皮が齧られるという被害も出ています。
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