お願い
金作原原生林は国有林として鹿児島森林管理署が管理しており、一般車両の通行は禁止となっています。
また、現地への道は車幅が狭く、普通車1台が通るのがやっとで、対向車と履行できる場所は少ないため、かなりの距離をバックする必要があります。
履行可能に見える場所であっても側溝が隠れていて脱輪、ぬかるんでいてスタックする、車のそこが盛り上がった部分に乗ってしまいタイヤが空回りする、等、履行に伴うトラブルも多く発生しています。ボディや車の底を破損し、最悪は走行不能になるケースもあります。
現地およびその周囲では携帯電話は圏外となっている場所も多く、標識も少ないためにトラブルの場所を伝えることも難しいです。
こういった理由のため、多くのレンタカー会社は車両の金作原原生林および林道への乗り入れを禁止しています。
なお、レンタカーを破損した場合は修理代の他に営業保障(レンタカーを貸し出せたとして得られる収入の保障)の必要があります。詳しくはレンタカー会社のお聞き下さい。
利用ルールの運用について
詳しくは鹿児島県のサイトによる「奄美大島・金作原における利用ルールの運用について」のページをご覧ください。
- 2019年2月27日以降,金作原を利用する方は,「奄美群島認定エコツアーガイド(有料)」同伴でのご利用をお願いします。
- また,自然環境保全・混雑緩和・安全確保等のため,金作原のツアー数に制限を設けています(同時間帯に車両最大10台まで)。ツアー数が上限に達した場合,ご希望の時間帯に金作原を利用できない可能性がありますのでご注意ください。
利用上の注意
(2019年2月27日からは上記の利用ルールの運用により、一般の利用はご遠慮いただくようにお願いしています。)
こちらの写真の場所は奄美中央林道から奄美市名瀬朝戸へ抜ける林道の入口であり、金作原原生林の入口にあたる三叉路です。(2017年4月からは金作原原生林の境界にはゲートが設置されて施錠されていますので、一般車は物理的に通り抜けできません。)
ほとんどのツアーはここを起点しており、ツアーの車両がUターンする場所です。
この三叉路でUターンの妨げになるような駐車はしないようにお願いします。(こちらの記事も参考にしてください。)
朝戸方向へ少し進むと、このエリアを管理している森林管理署がこのような看板を設置しています。
看板にあるように動植物の採取は一切禁じられています。
また、このエリアは奄美市名瀬の水源地として保護されていますので、ゴミの投棄や焚き火などは一切禁じられています。
定期的に森林管理署や奄美市などが巡回して監視しています。