ヤンバルアワブキ

ヤンバルアワブキ
ヤンバルアワブキ

 (5/27撮影)
 花としては地味な色ですが、王冠のような花の塊が木の上を覆って、なかなかの迫力です。
 リュウキュウアワブキという別名もあるようです。
 林道沿いや集落近くの道など、割と日当たりがいい場所を好むようです。

コンロンカ

コンロンカ
コンロンカ

 これも梅雨を代表する花です。
 散策路ではもう少し先ですが、知名瀬林道沿いでは満開となっていました。
 小さな黄色い星のようなものが花で廻りの白いのはガクです。
 ハンカチの木ともいわれるようです。
 (5/27撮影)

エゴノキの実

エゴノキの実
エゴノキの実

 例年、2月頃に咲くエゴノキに実がなっていました。
 緑のサクランボのような形です。
 果皮はサポニンの一種を含んでいるので、毒というか、かじると”エグイ味”がするというのが名前の由来だそうです。
 サポニンは石鹸の成分ですから、石鹸の木とも言われるとか。
 (5/27撮影)

アオノクマタケラン

アオノクマタケラン
アオノクマタケラン

 ようやくツアーの再開できそうなメドもたってきました。
 その間には色んな勉強していたり、先週末は喜界島へ自主研修(自腹)で行ってきました。
 今日は、5/15に行ったきりでしたので、久々に金作原原生林へ。
 実は、ガイド用車両を所用で使おうとしたのですが、長期間乗ってなかったので、バッテリーがあがってしまっていたというのもあります。
 散策路の入り口だけに立ち寄ったのですが、15日にはまだ蕾だったアオノクマタケランが梅雨の雨に濡れて満開となっていました。
 陽当たりのいい知名瀬林道では色んな花が咲き始めていますが、現地までの尾根道(未舗装路)や散策路はもう少しかかりそうです。

カクチョウラン

カクチョウラン
カクチョウラン

 先日(5/15)の森の様子です。
 残念ながら、カクチョウランはほとんどピークを過ぎてしまっていました。
 その中で、写真の株はちょうど満開状態。凛としてます。

カクチョウラン(後ろ姿)
カクチョウラン(後ろ姿)

 そして、別の場所では斜面に後ろ向きですが、立派なカクチョウラン。
 名前の由来(鶴頂蘭)というのが、よくわかります。

ヤナギイチゴの実

ヤナギイチゴの実
ヤナギイチゴの実

 オレンジが鮮やかなヤナギイチゴの実です。
 イチゴとありますが「琉球の樹木」によるとイラクサ科で”果実は可食」とありますが、 美味しいものではありません。
 関東南部以南に分布していますので、見る機会は多いのはないでしょうか。
 パイオニア的な植物で、陽当たりのいい道端や崩れた斜面に生え、周りの木々が覆ってくると姿を消すようです。

ユウコクラン

ユウコクラン

 昨日(5/15)の森で咲いていたユウコクラン、漢字表記は見た目で夕刻蘭かと思ってたのですが幽谷蘭だそうです。
 「琉球弧・植物図鑑」によると本州(紀伊半島南部)・九州~琉球に分布だそうですが、同じページに「コクラン」の写真と違いが記載されていました。
 「コクラン」は本州から琉球に分布し、ユウコクランに比べて、唇弁が違う、全体に小柄、花の数が少ないという、違いが記載されています。
 琉球ではユウコクランが多いらしいのですが、表記されている違いが今一つわかりません。
 花茎は翼があって角ばっているとあるので、恐らくユウコクランで間違いなと思うのですが・・・

サケバゼリ

サケバゼリ
サケバゼリ

 ガイドの仕事もなく、すっかり足が遠のいていた森ですが、その間に5月10日には梅雨入りして、集落近くの道路沿いでは、イジュ・ゲットウ・クマタケラン・コンロンカ等々、梅雨の花が咲き始めています。
 森はどうかと久しぶりに出かけてみると、梅雨らしく濃霧に包まれた森はしっとりと濡れ、梅雨の花々が蕾を膨らませ、咲きだしています。
 道端にはサケバゼリの白い花。野生のセリで食用にはならないようです。

トベラ

(本エントリは「あまみ便り」に掲載したオキナワトベラトベラの記事を再編したものです。)

オキナワトベラ
オキナワトベラ(雄株・雄花)

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により、金作原原生林ツアーも3月末からストップしていますが、その間にも森の生き物たちは春を迎えて変化していってます。
 しばらく行かないと変化がわからなくなる、ということで21日に久々に森へ出かけました。
 オキナワウラジロガシへの尾根道沿いにはいつもの春のようにトベラが花を咲かせて、いい香りが漂っています。
 写真を撮影して、あらためて調べてみると、以前から利用していた「琉球弧 野山の花」その更新版である「琉球弧・植物図鑑」にはトベラとだけ掲載されているのですが、「琉球の樹木」にはトベラは本州からトカラ列島に分布し、奄美群島から先島諸島まで分布するものはオキナワトベラとなっていました。
 葉先が少し尖っている、葉の縁が丸まってない、花柄が長い、等の特徴が違うようです。また、小笠原に分布するシロトベラというものに近いとか。

トベラ
トベラ

 そして、雌雄異株というので21日に撮影した花をよく見ると雄株(雄花)のようです。それで、実を見たことがなかったのですね。
 じゃあ、雌株(雌花)はどこにあったっけ?と探したのですが見つけきれませんでした。林道沿いで見かけているような気がしたのですが・・・
 そこで、自宅近所をお散歩した時に公園に植栽されているトベラを観察してみました。図鑑風に編集した画像がそうです。
 まずはオキナワトベラとの違いがわかりやすいですね。葉の表面が光沢がある(蝋質が厚いのかな?)、葉の縁が丸まっている、花茎が短い、等です。
 そして、雄花のおしべが4本ほど出ているのと、雌花の子房が真ん中にある、という花の違いもよくわかります。
 オキナワトベラを見るのは難しいかもしれませんが、トベラは道路沿いや公園などにたくさん植栽されていて、今が花の季節です。近くで見かけた時には是非、近くで観察してみてください。