奄美地方は例年より少し遅れましたが梅雨入りしました。森のなかは梅雨の時期のいろんな花が咲いています。写真のクチナシもその一つ。
真ん中に雌しべが立ち、白い花びらの間に雄しべが伸びています。
これは2日ほどすると白い花びらは黄色くなってボロッと落ちます。
一番左が落ちる直前。真ん中の雌しべは2つに割れていますが、よく見るときれいに咲いた直後で少し割れてます。そして2番目の写真は落ちた花ですが、3番目の写真のように雌しべ自体もスポッと抜けるようになってます。
どうしてこういう構造になるんでしょうね。不思議です。園芸種には八重になるクチナシもありますが、同じ構造でしょうか。
[追記]
Facebookで”真ん中の抜けた部分は雄しべじゃないでしょうか”という指摘があり、調べてみました。すると、このブログ記事で詳しく解説されていて、やはり真ん中の部分は雌しべでした。面白い構造です。
コメント
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